マウサー/マウス タスクリスト(1シーズン編)
はじめに
あいさつ
はじめまして、うえぽんと言います。マイクロマウス0年生です。
締め切り駆動開発を敢行すべく、マイクロマウス Advent Calendar 2023に参加させていただきました。
昨日の記事はコミさんの「今年の振り返りと迷路シミュレータ紹介」でした。
シミュレータがあると探索アルゴリズム開発がグッと楽になりそうですね!ぜひとも作ってみたいです👀
さて自分はマイクロマウスのソフト開発を始めてみたところ、そもそも一体全体いつまでになにを実装したらいいのか、まるでわかっていないことが判明しました。
そこで頂上決戦といえる、全日本大会ファイナル出場に必要な事柄をまとめたタスクリストを作ってみようと思います。
現時点の考えをまとめた自分の備忘録程度なので、ツッコミ大歓迎です!!
結論
全日本ファイナリストになるには、最低でも4pt獲得(≒地方大会完走x3かつ1回以上入賞) が必要そう。
日程感としては
- ~8月: 16x16迷路の探索成功
- 9、10月: 地方大会で完走x3 かつ 最短走行成功し1回以上入賞
- (一例)東北(10月初旬?)、北信越(9月末?)、九州(10月末?)
- 10月末(シーズンにより多少前後)までに4pt以上確保
が最低ラインっぽいです。
・・・本当でしょうか?
注意事項
必ず 公式ルール を熟読してください 。
文書 | 概要 |
---|---|
公式ルール | 迷路やマウスのサイズが規定されています。 |
大会評価基準 | 全日本大会の賞が規定されています。 最短走行時間の短さ以外にも評価基準が複数あります。 |
ポイントランキングについて | 名前通りの内容です。 |
競技の流れ
シーズンの流れ
全日本大会に出場するためのシーズン全体の流れは、だいたい以下のようになっているようです。
大雑把には7月のシーズン開始時点で出場できる状態なら万々歳、10月末時点でマウス動かないと地方大会x3出場は厳しい、といった具合のようです。
(通年開催)
- いくつかの地区では月例会という形で、おおよそ月1回ペースの試走会が開かれています。
シーズン開始(7月あたり)~
各大会に出場しポイントを稼ぐ
- ポイントのルール
- 7月スタート、9、10月に大会が集中。
出場資格を得る
- シーズン中、1つ以上の地区大会で完走する
全日本大会に出場できるのは、その年度の各地区大会の完走記録保持者とします。(原文)
- シーズン中、1つ以上の地区大会で完走する
地方大会終了(年末あたり)
- ファイナリストの条件"シーズンポイントランキング上位"を満たす
1つの大会に複数台エントリーした場合は、その大会で最もポイントが高いものを加算対象にします。ポイントの加算は、3地区大会までです。4地区大会以上で完走した場合は、ポイントの高い3地区大会のポイントを加算対象にします。(原文)
競技への出場ロボットが運営可能な台数を越えた時は、地区大会等の結果にしたがってファイナリストを選考し、そのファイナリストにより競技(これをファイナルと呼びます)を行います。(原文)
全日本大会(年末~年明け2月あたり)
- 全日本大会に出場する
- シーズン終了
シーズン計画に影響がありそうな情報
ポイントは マウサー(競技者やチーム) に付加される
(知らなかった。。。)
ポイントは、マシンに付加されるのではなく製作者に付加されます。
1つの大会に複数台エントリーした場合は、その大会で最もポイントが高いものを加算対象にします。(原文)
ただし、大会の運営ルールで参加登録台数制限が課される場合があるようです。
ざっと見たところ全日本大会特有にも見えますが、2代目マウス投入時にはアナウンスにも気を配る必要がありそうです。
マイクロマウス競技における同一製作者による参加登録可能台数は1台のみとします。(原文)
大会スケジュール
おおよそ7月中頃がシーズンスタート、9、10月に大会が立て続けにあり、年末~年明けに全日本大会があるようです。
ここ数年はコロナの影響をもろに受け変則的になっています。
シーズンスケジュール(2018~2023)
シーズン
関西
中部
初心者金沢草の根
北信越
東北
九州
中部
東日本
オンライン
全日本学生
全日本
リンク
2023
7/16
9/3
9/10
9/24
10/8
10/29
11/4
11/12
1/14
12/10
2/18
HP
2022
7/17
9/3
9/17
→延期12/25
→中止10/10
(オンライン)10/9
10/23
10/30
10/2
1/15
11/6
→延期11/272/19
HP
2021
※コロナの影響甚大
11/28
-
-
9/26
(オンライン)-
11/14
-
-
-
12/18
3/12
HP
2020
※コロナの影響甚大
-
-
-
-
-
-
-
-
-
9/20
(オンライン)2/14
(オンライン)HP
学生
2019
7/21
9/1
7/14
9/15
10/13
→荒天中止10/26
10/27
9/8
-
10/20
12/1
地方
全国
2018
7/8
→延期9/169/2
7/15
9/23
10/7
10/21
10/28
9/1
-
9/30
12/2
地方
全国
ポイントと順位の目安
全日本大会ファイナリストの条件もついでに調べてみます。
みたところ、 3pt獲得(≒地方大会完走x3) でギリギリなので、4pt獲得(≒地方大会完走x3かつ1回以上入賞) がファイナリストの目安になりそうです。
ポイントの稼ぎやすさに多少ばらつきがあるらしい
tennisyiさんの記事によると
・比較的穴場(嘘かも)
交通の便が比較的悪いので参加者は少な目。個人的大会難易度は、
中部>東日本>関西>金沢草の根>東北>北信越>九州
(最近マイクロマウス(旧ハーフマウス)のファイナル出場権争いが激しい...人数が多い大会では点数稼げない...)
まとめ
ひとまず、マウスの公式ルールから、気になる点を抜粋してみました。
以上の内容を踏まえて、全日本ファイナリストになるには、4pt獲得(≒地方大会完走x3かつ1回以上入賞) を目標として、
- ~8月: 16x16迷路の探索成功
- 9、10月: 地方大会で完走x3 かつ 最短走行成功し1回以上入賞
- (一例)東北(10月初旬?)、北信越(9月末?)、九州(10月末?)
- 10月末(シーズンにより多少前後)までに4pt以上確保
が最低ラインになりそうです。
界隈でよく知られた訓示 "マウス10則" の
- 探索の安定性>最短の安定性>最短の速度>探索の速度 の順で優先される
と照らし合わせ、まずは2つ目の要素までを目安にすべきでしょうが、3つ目の要素に手を付けられて初めてファイナリストが見えてくる、という感じがします。
まずは1ポイント拾ってセミファイナリストを目指すのが得策かもですね。
さて! 明日はいよいよマイクロマウス アドベントカレンダー 2023の最終日!
Noriaki Nakagawaさんの 「Zirconoriaでやらかした話」です。
自分もZirconiaを使わせてもらってるので気になります👀👀👀 一体何が・・・・・・要チェックです!